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冬の楽しみ・野尻湖わかさぎ釣り


わかさぎ釣り2014年11月1日 解禁

野尻湖のわかさぎ釣りが11月1日から翌年4月第1日曜日まで解禁になります。
真冬でも全面凍結しない野尻湖では氷上穴釣りができないので、解禁期間は屋形船(ドーム船、乗合船)が運航し、暖房の効いた船内でのんびりとわかさぎ釣りが楽しめます。船内は20人程度が座れるスペースがあり、両側にある床が空いている溝で釣りをします。各店ともわかさぎ釣り用の竿、仕掛けなど道具の貸出しやエサの販売も行なっていますので、ビギナーの方でも気軽に利用できますよ。(詳しい設備等については各屋形船店にお問い合わせ下さい。)
厳寒期には稀に結氷することはありますが、氷上を歩いたり、氷上釣りは絶対に行なわないで下さい。(氷上の安全を確保していません。結氷時には漁協が砕氷作業を行ないます。)

冬の風物詩 わかさぎ釣り屋形船店

船内風景


出船前


ワカサギ釣り屋形船ご利用案内(共通)
出漁期間11月1日から翌年4月第1日曜日まで。
乗船料金¥3,700
遊魚券(1日)¥600(中学生以下無料)


営業時間出船:午前7時30分  帰船:午後3時
(平成28年1月1日より出船が午前8時00分に変更)
出船時間に間に合わない方は、連絡船で送迎してくれる船店もあります。
設備暖房、トイレ、給湯など。
一部船店では船内禁煙・分煙対応しています。
飲食昼食のお弁当などを持ち込みください。コーヒー、お茶やお酒類の持ち込みもOK。お湯もありますので、カップメン、味噌汁なども作れます。
(お昼に特製弁当を配達してくれる船店もあり)
レンタル釣具、仕掛などのレンタル。餌の販売など。
定員各船店により異なります。貸し切りや宿泊プランもあります。
その他出船前に必ず遊魚券を各店でお買い求めください。
中学生以下は遊魚券は無料です。
遊魚する釣竿は1人2本までです。
出漁時間が長いので小さなお子様には負担になります。(ほぼ一日中船の中)お子様の同伴はお店にご相談ください。
週末、祝日は混み合います。早めに予約しましょう。
詳しい設備等については各屋形船店にお問い合わせ下さい。

 野尻湖のわかさぎ釣り屋形船店
予約制です。各船店に直接お申込みください。(土、日に予約する場合はお早めに)

SeaSpirit & 一番館
住所:長野県上水内郡信濃町野尻260
電話:026-258-2503
定員:14名
その他:宿泊施設・貸切可


釜鳴屋
住所:長野県上水内郡信濃町野尻253-9
電話:026-258-2541
定員:20名
その他:貸切可


坂本屋
住所:長野県上水内郡信濃町野尻339
電話:026-258-2308
定員:22名
その他:貸切可


国民宿舎 杉久保ハウス
住所:長野県上水内郡信濃町野尻29-8
電話:026-258-2550
定員:20名
その他:船内禁煙・わかさぎ釣り宿泊プラン・貸切可


スピンネーカー
住所:長野県上水内郡信濃町野尻53-1
電話:026-258-3232
定員:20名
その他:わかさぎ釣り宿泊プラン、昼食弁当配達(予約)・半日あるいは数時間の釣り対応(小船による送迎)


野尻湖マリーナ
住所:長野県上水内郡信濃町野尻7-3
電話:026-258-2629
定員:20名
その他:貸切可


花屋ボート
住所:長野県上水内郡信濃町野尻34-5
電話:026 258-2529
定員:20名
その他:船内分煙(新艇のみ)・貸切可


藤屋旅館
住所:長野県上水内郡信濃町野尻258-5
電話:026-258-2514
定員:−
その他:宿泊施設・船内禁煙対応・貸切可


ほとり荘
住所:長野県上水内郡信濃町野尻46-2
電話:026-258-2606
定員:1号艇、2号艇ともに20名
その他:宿泊施設・貸切可


宮川旅館
住所:長野県上水内郡信濃町野尻261-2
電話:026-258-2501
定員:−
その他:宿泊施設・貸切可


野尻レイクサイドホテル
住所:長野県上水内郡信濃町野尻197-2
電話:026-258-2021
定員:16名
その他:わかさぎ釣り宿泊プラン・半日あるいは数時間の釣り対応(小船による送迎)・最寄り駅から送迎

 野尻湖わかさぎ釣り屋形船店MAP


より大きな地図で 野尻湖わかさぎ釣り屋形船店MAP を表示
野尻湖周辺ライブカメラマップ

 野尻湖ワカサギタックル(初心者向けの基本的な仕掛)

野尻湖攻略の市販されているわかさぎアイテムもありますが、野尻湖を知り尽くした各船店オリジナルの仕掛けも現地で購入できます。初心者の方はまずは船頭(船店)さんに聞いてみましょう。
  • 【竿】全長30cm~40cmほどで、穂先きの感度がよくガイド径の小さいもの。
  • 【リール】 水深の深い野尻湖では電動リールがオススメ。
  • 【ポイント】20〜30m(ライン約50m)
  • 【ミチイト】ワカサギ専用ライン 1〜1.5号(PE 0.6〜1号)
  • 【ハリ/数】2.5〜3号/5〜6本
  • 【おもり】5号前後
  • 【幹糸】0.2〜0.6号
  • 【ハリス】0.2〜0.4号
  • 【餌】紅サシ、白サシなど
あると便利なもの:持ち帰り用のビニール袋か小型のクーラーBOX、タオル、ウェットティッシュ、餌(サシ)を切る小型ハサミ、落下防止用のクリップやひもなど。(釣ったわかさぎを入れておくボールは各店に常備されています。)

 オススメ・お役立ちリンク


 冬のアクセスについて

厳冬期は積雪量が多く、早朝は特に注意してください。また、悪天候により出船ができなくなる場合もありますので、予め船屋さんにアクセス状況、出船状況を確認することをお勧めします。長野県北部、新潟県境(R18)。高速道路なら上信越道信濃町インターチェンジをおりて5分ほどで野尻湖です。






野尻湖のワカサギは、昔も今も冬の風物詩
湖上で穴釣りを楽しむ人々 昭和初期、冬の野尻湖
ワラ靴とかんじきがなつかしい、同じく昭和初期の穴釣りの様子。
昭和40年代の様子。スキー板で移動していた様子が伺えます。
近年凍結することがなく、屋形船での釣行へ。

野尻湖にワカサギが放されたのは大正時代の中頃で、当時、野尻湖での漁業権を有していた池田万作氏が、茨城県の霞ヶ浦から卵を持ち込んだと言われている。日本各地で生息するワカサギだが、寒さが厳しい野尻湖での釣りは、凍った湖面に直径20cm程度の穴をあけ、ワカサギを釣り上げる「穴釣り」とよばれるもので、その光景は冬の風物詩であった。しかし、昭和50年代になると、冬場でも船でワカサギ釣りが見受けられるようになり、60年代以降には、現在の「屋形船」と呼ばれる船での釣りが主流となった。船の中は暖房がたかれ、より多くの方々が安全にワカサギ釣りを楽しめるようになった。冬の風物詩は、静まり返った湖上に浮かぶ屋形船の姿になった。

野尻湖では、ずっと北海道などから購入した卵を湖に放してきたが2,3割のふ化率でしかなかった。野尻湖漁業協同組合では、3年前から人工ふ化に取り組んでいる、水槽内で自然産卵した卵を、開発した人工ふ化装置に移動させてふ化させるものでしっかりとした管理のもとで行われるこの方法により9割以上のふ化率となった。
年間を通しての冷たい水温ときれいな水質の中で育つワカサギは美味しいと評判で、今期も多くの釣り客を楽しませている。
広報「しなの」より(H21.1月号)

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